最初は面白そうで買ってみても、元々本を読まない世代が急増している背景に生き残れるのか?「電子書籍」

iPad の電子雑誌アプリが各誌売り上げ低迷中。WIRED、GQなど
 iPadが電子雑誌に革命をもたらす! と騒がれていたのはいつの話だったか。iPadも電子雑誌も盛り上がりが一息ついた感のある今日このごろ、気付けば電子雑誌の販売部数も降下中であると、WWDが伝えています。たとえばWIRED誌の場合、iPad版デビューとなった6月号こそ10万部以上を売り上げて大きな話題となりましたが、11月号では2万3000部まで落ち込んでいるとのこと。同様にVanity Fair誌は10月号まで平均1万部を売り上げていたのが、11月号では8700部に。Glamour誌は9月号こそ4301部でしたが、11月号は2775部どまり。さらにGQ誌の11月号は1万1000部となり、これはiPad版がリリースされた4月以来で最低の数字となっています。

 これからの時代は本屋に行くよりWebで購入する電子書籍の時代に変わる事は確実ですが、階段式の踊場産業においてはサービスが増えない限り、全体の消費量がいつまでも殖え続けるとは考えられないのでは。先日アキヨドでもGALAPAGSの売込みにやけに必死だったのが印象的でした