タブレットPCのおさらい!!まだまだこれから面白くなる「iPad」を追い越せるのは・・・?

メーカー主導になったタブレット戦略!最新PCを総おさらい ITフラッシュバック
 先週も、最新PCやタブレットが次々に登場した。その中でも特に注目したいのが、日本エイサー「ICONIA TAB A500」だ。いままでは、スマートフォンタブレットも通信事業者が中心となって開発が進められてきた。しかし、その状況は徐々に変わりつつある。ここのところタブレット端末では、メーカーが力を持ってきているからだ。その先駆けのひとつが、KDDIの「MOTOROLA XOOM Wi-Fi」だった。世界中のメーカーでスマートフォンタブレットの開発が進んでいる。それを日本で発売するために、通信事業者が競争しはじめているのだ。最初はiPhoneだった。ドコモとソフトバンクが参戦し、ソフトバンクが勝ち残った。iPadはその延長線上にすぎなかったところ、ソフトバンクから登場した「DELL Streak SoftBank 001DL」で、状況がまた一歩進んだ。すでにデルが発売していた端末を、ほぼそのまま導入したのだ。そして、「MOTOROLA XOOM Wi-Fi」となった。KDDIから登場したが、通信機能は無線LANのみで、単体ではKDDICDMA通信回線は使えない。もちろんEZWebも使えない。いままでの通信事業者中心からメーカー主導に変わっていったのだ。日本エイサー「ICONIA TAB A500」は、さらに一歩進んでいて、通信事業者からは発売されない。通信事業者はPocket Wi-Fiのような通信端末の提供のみとなる。携帯電話から引き継がれてきた通信事業者を中心としたビジネスモデルは、タブレットに関しては崩れて来ているようだ。それでは、先週登場した最新タブレット、PC、CPUを振り返ってみよう。