毎度、毎度お騒がせなマイクロソフトです。つい一ヶ月前に「今年の10月22日で終了」って発表したのに

Windows XPはビジネス用PCでシェア74%、2020年までダウングレード可能に』
 会社はいまだにWindows XPなんだよねという方、おめでとうございます、あなたは圧倒的な多数派の一員です。マイクロソフトWindows担当VP Tammi Reller氏がWindows Partner Conferenceで説明したところによれば、ビジネス用PCではいまだにWindows XPが74%のシェアを占めるとのこと。間もなく店頭からなくなるOSとは思えぬ人気ぶりです。おまけに各社の現行PCは平均で4.4歳。ざっくり言えば、2006年頭、Vista発売前のPCが今も主流というイメージになります。
 というわけで自分たちが販売したWindows XPの亡霊に悩まされているマイクロソフトは、OEMWindows 7 Professional / Ultimateに提供しているXP / Vistaへのダウングレード権を、Windows 7のサポートが続く限り一緒に提供し続けると発表しました。Windows 7 Professionalは少なくとも2020年1月までサポートが行われますので、XP / Vistaへのダウングレード権も2020年まで続くことになります。これまではWindows 7のリリースから18か月後(2011年4月)、あるいはWindows 7 SP1のリリースまでの計画でした。まあ実に大幅な延長です。