ITのトレンドは気まぐれ?で予想できません。2012年は更に激動の年になりそうです。

世界中で使われているAndroidのバージョン別シェアとその時間的変化(12月)、ICSのシェアは0.6%
 Android Developersにおいて、2011年1月3日までの14日におけるAndroidのバージョン別シェアとその時間的変化のグラフが公開されました。今回からAndroid 4.0〜4.0.3(Ice Cream Sandwich)がシェアに含まれるようになりました。初登場のシェアは0.6%。他のバージョンと比較すればシェアはまだまだ低いですが、Ice Cream Sandwichはスマートフォンタブレット、その他の機器で使用できることから、今後伸びていくと思います。

グラフ:GoogleとAppleはスマートフォン戦争をこう勝った
 たった一年でこれほど変わるものなのか。本誌の「2011年のテクノロジー界、11大ニュース」で、私はcomScoreの米国モバイル契約者数予測に基づいて上のグラフをまとめ、スマートフォン市場のシェアの劇的変化を図示した。AppleGoogleiPhoneAndroid電話機を合わせたシェアは、2010年8月から2011年11月の18ヶ月たらずに、43.8%から75.6%へと伸びた。

世界のモバイルブラウザ利用が過去最高を記録--Net Applications調査
 まだ小型画面の端末上での見やすさに配慮していないサイト運営者は、対応を急いだ方がいい。というのも、Net Applicationsが4万のウェブサイトで構成される同社ネットワークへの日々の訪問件数を測定した結果によると、モバイル端末の利用が2011年12月に過去最高に達し、ブラウザ利用の7.7%を占めたからだ。これは、ウェブトラフィック全体からみると依然として小さな割合かもしれないが、絶対数では大きな利用者数を意味し、その数は増加している。

MSの2012年--Windows 8やWindows Phoneなど5つの予測
 Microsoftにとって、2012年は待ち遠しい年だった。2011年がとりわけ困難な1年だったということではない。同社の2011会計年度(6月30日締め)の売上高は過去最高を記録した。また、発売から2年が経過したPC向けOS「Windows 7」の販売本数は5億本に達し、世界で最も広く使用されているOSの座を強固なものにした。しかし、2011年は「Office 365」や「Internet Explorer 9」が登場したものの、同社にとっては大きな製品リリースが少ない1年だった。